
お前はなんも考えてないのか!
この能無しが!💢
こんなひどいこと…言われた経験はありませんか?

はい…お馴染みの拙者が上司から言われた言葉です(笑)
こんな時、「はい…はい…すいません」と、ただ謝ってしがいがちですよね。
拙者もそうでした。
しかし、この対応では、パワハラ系の上司には火に油です!!
しっかりと鋭意追求しましょう。
そんな時に使える心理学テクニックが「二者択一法」です。
今回は、二者択一法を使用したパワハラ上司撃退テクニックを紹介します!
それでは、今回も拙者の苦しい経験から得た経験を思い出しながら、行ってみましょう😂
ひろゆきも使っている論破術「二者択一法」とは?

「二者択一法」は、心理学・教育・マーケティングなどの様々な分野で使われるコミュニケーションスキルのひとつです。
二者択一法とは、相手に2つの選択肢を与え、相手がどちらを選んでも、自分の望む方向に誘導できるテクニックです。
拙者の調べによると、これは、二重選択話法や選択話法という言い方をもするそうです。
たとえば——

Aなんですか?それともBなんですか?どちらか選んでください。
↑この言葉、どこかで聞き覚えありませんか?
そうです、よくひろゆきさんが使っている論破テクニックです笑
このテクニックは、相手がどちらを選んでも、こちらに都合がいい選択肢を相手に出しているのです。
相手に選ばせているようで、実は選択の主導権はこちらが握っているのがポイント!
二者択一法の使用方法
二者択一法とは、2つの選択肢のうち「どちらか一方」を相手に選ばせる形式の質問方法です。
- 着地点を明確にする。
- こちらに有益な二択を提示理不尽な上司に“正面突破”はリスク大。
そこで使えるのが、どっちに転んでも自分に有利な“二択戦術”!する。 - あくまで相手に選ばせる。
これは、比較的簡単なパワハラ上司撃退テクニックだと思います!
それでは一緒に見ていきましょう!
着地点を明確にする。
上司に話しかけるとき、いつも返り討ちにあってしまう…。
それ、会話の“ゴール”が曖昧なまま突っ込んでいませんか?

お前のせいで今回のプロジェクトが台無しだ!
どうやって責任取るつもりだ💢

今回のゴールは失敗を糧に、次の案を再度提示すること…

大変申し訳ございませんでした、今回の失敗は拙者の責任でござる…
つきましては、代替案を次の会議で提示したく存じます。
今週中に打ち合わせしますか?それとも来週の頭がいいですか?
↑パワハラ上司の逆鱗に触れ、今回のプロジェクトを打ち切られるという最悪の結果を防ぐことが今回の例で言う目的です。
そのために、先手必勝でこちらから案を出すのです。
会話は“戦略”です。
話す前に「どんな答えを引き出したいか」を決めるだけで、主導権はこちらに戻ってきます。
こちらに有益な二択を提示する。
理不尽な上司に“正面突破”はリスク大。
そこで使えるのが、どっちに転んでも自分に有利な“二択戦術”!

お前、今月の売上低いんだよ!
一ヶ月間遊んでたのか?あ?
仕事舐めてんのかよ💢

申し訳ありません。
次回、『新規顧客への訪問件数を増やす』か『既存顧客への深掘り営業』のどちらを優先すべきか、パワー将軍のご意見をいただけますか?
↑このような選択肢を出すことで、「自分が前向きに仕事に取り組んでいる姿勢」をパワハラ上司に示すことができます。
また、万一失敗したとしても、パワハラ上司に選択肢を与えて決定権を与えているため、責任の一端を強制的に担わせることができます(笑)
自分に主導権がある会話は、精神的にも優位になれます。
二択をうまく設計することで、パワハラ上司さえも“巻き込む”ことが可能です。
あくまで相手に選ばせる。
「黙って従え」タイプの上司に対抗するには、
あえて“選ばせる”ことで、会話の舵を取る戦術が有効です。

パワー将軍、相談です。
いま作業を優先した方がいいのは、資料作成の方ですか?それとも取引先対応の方ですか?
相手に選ばせることで、パワハラ上司は自分の判断に責任を持たざるを得なくなり、その後の理不尽な叱責が弱まります。
選ばせることで、相手の「攻撃モード」を和らげつつ、こちらのペースに会話を引き込むことができます。
【いざ検証!!】拙者が実際に「二者択一法」を実践してみた!!
マニュアルを書くのは簡単…
重要なのは、二者択一法が実戦で使えるのかどうか。
実際に、拙者が戦場で試してみましたので、戦歴を報告します(笑)
⭕️成功例
とある日の終勤後の残業中、一生仕事が減らないので「そろそろ帰ろうかな…」と思い席を立った拙者。
すると、パワー将軍は拙者を呼び止め…

おい、市之丞!
AとBとCの資料、これ明日までに作っとけよ。

え!?もう仕事終わる時間でござる…
しかもその量、明らかに明日まで終わる量じゃないでござる。

わかりました。
ざっくりとした概要のものと、数字を入れた詳細な資料はどちらがよろしいですか?
詳細なものは明日間に合いませんので、明日以降になります。

詳細なものに決まってんだろ!
舐めてんのかお前は💢
期限も明日中だっつってんだろ!

…ちっ。
いいよ、他のやつに頼むわ💢
流石のパワー将軍、一度目の二者択一法では食い下がらず、二度目の二者択一法の使用でやっと食い下がりました…。
どうでしょう?
個人的には、このやりとり、うまく二者択一法がうまく行った瞬間だったかなと思いました!
今回の着地点としては、パワー将軍から指示を受けた「絶対に間に合わない資料作成」の期限を伸ばすこと(笑)
そして、こちらに有利な選択肢としては、業務多忙の要因となっていた「A案件の先延ばし」か「絶対に間に合わないパワー将軍の指示」のいずれかを先延ばしてくれれば、どちらも拙者には好都合(笑)
あとは、相手に選ばせるだけ。
❌失敗例
ちなみに、ドラマみたいにそんな上手くいきません(笑)
ちゃんと失敗もしています(笑)

おい、市之丞。
この案件のトラブル対応、お前がやれよ。

…このトラブル対応は、拙者の係の業務範囲外です。
もし対応が必要なのであれば、正規にパワー将軍からの命令書をいただくか、メールでご指示をいただくかどちらがよろしいですか?

そんなもんいちいちやってられっか!
上司に指示されたら黙ってやれよ💢!
使えねぇなぁ!!
パワー将軍の逆鱗に触れてしまい、会えなく撃沈…(笑)
正論で攻めると、上司の逆鱗に触れがちです。
まとめ
パワハラ上司は「支配したい」「従わせたい」という心理が強い生き物です。
だからこそ、“自分で選んだ”という感覚を持たせると、案外あっさり応じてくるものです。
つまり、相手に“勝った気”をさせながら、こっちが望む方向へ導く。
これが、ダブルバインドの真骨頂です。
主導権を握っているのは、あくまで自分であるという意識を持ち、話を優位に進めていきましょう!!
市之丞からのメッセージ
以上、最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
本ブログでは、拙者が受けたパワハラ体験談をもとに、拙者が心理学を学び戦い抜いてきた戦いの歴史等を紹介しています。
その上で、読者の皆様に「パワハラに負けないメンタル必勝法」と「戦う心理学」を伝授し、より良い人生を歩んでいただくことを目的としています。
今、辛い毎日を送っている方へ。
あなたは一人ではありません、拙者も日々パワハラを受けている身…
少しでも心が軽くなり、前向きになれるヒントをお届けできれば幸いです。

「勇気とは、恐怖を感じながらも進むことだ。」(ネルソン・マンデラ)
昨日よりも今日、今日よりも明日、一歩ずつより良い明日に向かって進んでいきましょう!
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