
お前、また失敗したの?
会社に来る意味あんのか?
こんなひどいこと…言われたことありませんか?
お馴染みの拙者が以前上司に言われたパワハラ発言です(笑)

拙者は、こんなこと言われたらず〜っと思い悩んで、家に帰ってからも悩んで…
ってそんな感じで、気にしすぎる繊細君でした!
でも、こういうのって考えるだけ無駄なんですよね。
こういうこと言ってくるパワハラ上司って、「何も考えていない」か「苦しめよう」と思って言ってくる場合がほとんど。
ここで思い悩んでしまったら、それこそ敵の思うツボなのです。
そんな時は、何かに没頭して忘れる!!
これが一番です!
そんな時に皆様におすすめなのが…
温泉♨️です。
温泉はさまざまな健康効果やメンタルに与える良い影響があるのです!
それは、これまで数々の研究結果が証明しています。
温泉に入って、頭も心もリフレッシュする!
それが拙者の心の回復術なのです
温泉の歴史

そもそも温泉の期限っていつからあるの?
素朴な疑問、調べてみました!
温泉の起源
現代となっては癒しの象徴的な存在の「温泉」。
そもそもは、地球の自然現象として「温泉」が生まれました。
地中のマグマの熱や地殻変動によって、地下水が加熱され、湧き出たのが「温泉」の始まりなのです。
その後、古くはエジプト(紀元前3000年ころ)や古代ギリシャ・古代ローマ(紀元前500年ころ)で温泉文化があったという記録が残されているのです。

皆さんもご存知の人気映画「テルマエロマエ」で描かれていたように、当時の人は、温泉を「治療」や「社交場」として利用していたようですね!
日本における温泉の歴史
さて、我が国日本ではどのような歴史があるのでしょうか?
縄文時代(紀元前3000年ころ)

日本では、古くは縄文時代から温泉に入っていた跡が遺跡から見つかっているんです!
世界の歴史を見ても、同時期の古代エジプトでも同様に痕跡が見られることから、温泉の歴史は奥深いことがわかります。
奈良時代(700年ころ)〜平安時代(1200年ころ)

日本最古の歴史書として知られる奈良時代(700年ころ)の「古事記」にも温泉に関する記述が見られるんですよ!
また、日本書紀には、聖徳太子や推古天皇が温泉に入ったという記録もあるんです。
この時代、温泉は「神聖な地」とされ、一般庶民はあまり利用できませんでした。
天皇や貴族など、限られた人々のみしか利用できなかったんですね。

現在では当たり前のように市民が温泉に入浴していますが、古くは天皇様など限られた人しか入ることが許されていなかったのは初めて知りました…。
逆に、現代では皇族の方が公衆浴場に入ることはほぼないのでしょうね。(公衆浴場に皇族の方が入ってたら大混乱でしょう)。
有名な温泉地として
- 道後温泉(愛媛県)
- 有馬温泉(兵庫県)
- 白浜温泉(和歌山県)
などがありますが、これらは「日本三古湯(にほんさんことう)」と呼ばれ、1300年ほどの歴史を有する温泉地として名を馳せています。
戦国時代(1500年ころ)〜江戸時代(1800年ころ)

時は進み、戦乱の時代でも温泉は「傷病を癒すための場所」として愛されていました。
武将たちは戦で負った傷を癒すために温泉を利用しました。
有名なのは、
- 武田信玄(信玄の隠し湯伝説)
武田信玄は、各地に温泉を所有し、負傷した兵士の治療や療養に利用したことで知られています。
下部温泉(山梨県)、増富温泉(山梨県)、野沢温泉(長野県)などが武田信玄ゆかりの温泉地として有名です! - 上杉謙信(かみがたの湯治)
謙信も湯治を重視し、兵士の回復に温泉を利用していたことが知られています。
貝掛温泉(長野県)が上杉謙信ゆかりの温泉地として有名ですね。
江戸時代になると庶民も温泉旅行を楽しむようになります。
交通網の整備により、箱根温泉や草津温泉などへの湯巡りが人気となりました。
そして現代の温泉へ
上記のような歴史を経て「温泉」が発展していきました。
明治時代以降は、鉄道が発達し、観光地として温泉地が急速に発展したのです。
海外からの観光客にも人気となり、現在では日本文化の大きな魅力の一つになっています。
温泉が心身に与える効果を科学的根拠をもとに解説
さて、それでは本題の温泉がもたらす恩恵についてみていきましょう!
- ストレス軽減
- 自律神経の調整
- 不安、うつ症状の軽減
- 幸せホルモンの分泌
- 睡眠の質向上
- 血流改善
- 疲労回復
- 皮膚疾患の改善
- 免疫力の向上
上記はほんの一例で、他にもまだまだあります!
かいつまんで科学的根拠を見てみましょう!
ストレス軽減、自律神経の調整

2018年、東京都市大学の研究で、「日本のストレス社会において、日常の入浴が心身の健康にどのような影響を与えるのか」を検証したものがあります。
全国の成人男女約9000人を対象に、入浴頻度と幸福感・ストレス感を調査した大規模アンケートを実施したところ、
- 週に1回以上入浴している人は、入浴頻度が少ない人に比べてストレスレベルが有意に低く、主観的幸福感が高いことが判明。
- 具体的には、自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスが整い、リラックス効果(副交感神経優位)が得られる。
📚 参考文献:
Hayasaka, N. (2018). Regular bathing habits and their correlation with subjective well-being in Japanese adults. Journal of Japanese Society of Balneology.

拙者は「温泉に入ると癒される〜!」と日々感じていたのですが、この感覚も、科学的根拠をもとに証明されているのですね!
不安、うつ症状の軽減

2011年、武庫川女子大学の研究で「温泉がネガティブ感情(不安・怒り・抑うつ)に与える影響」を検証しました。
中高年女性50名に、温泉地での入浴プログラム(3日間連続)を体験してもらったところ
- 温泉入浴後、STAI(状態-特性不安尺度)やPOMS(気分プロフィール)で不安・怒り・抑うつスコアが有意に低下。
- 温泉の「浮力・水圧・温熱」が副交感神経を刺激し、リラクゼーションと感情の安定を促す。
📚 参考文献:
Mikami, Y. et al. (2011). Psychological benefits of hot spring bathing in middle-aged women. Journal of Health Psychology.

上司からパワハラを受けて心が折れても、温泉に入ると「明日も頑張ろう」って気持ちになるのは、このような科学的根拠からだったのだと納得しています!
皮膚疾患の改善、免疫力の向上

2004年、日本温泉気候物理医学会による「泉質と皮膚・免疫への作用」の研究では、各泉質(硫黄泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉など)が人体に及ぼす生理作用を科学的に証明する検証が行われました。
- 温硫黄泉:皮膚のターンオーバー促進、アトピー性皮膚炎の緩和。
- 炭酸泉:末梢血流増加、冷え症改善、心血管リスク低減。
- 塩化物泉:保温効果が高く、冷えや慢性疲労に有効。
- 泉質の特性に応じて、皮膚バリア機能強化・血流改善・免疫活性化といった幅広い効果が得られる。
📚 参考文献:
日本温泉気候物理医学会編『温泉療法と科学的エビデンス』(2004)

戦国武将たちが湯治をしていた背景には、このような効果があったのですね!
温泉は、体の傷も、心の傷も癒してくれる、まさに奇跡の施設です!
温泉の効果を最大限に引き出す〜究極の入浴法〜

それでは、科学的に証明された、最も正しい【究極の入浴方法】をみていきましょう。
簡単にまとめると以下の通りです!
- 時間帯:就寝の1〜2時間前
- 湯温:38〜40℃のぬる湯
- 時間:10〜20分程度
- 頻度:できれば毎日
- 入浴前準備
- 入浴後のケア
それでは、ひとつひとつ順番に見ていきましょう!
時間帯:就寝の1〜2時間前
人間の体温は、夜になると自然に下がることで眠りに入りやすくなります。
一度入浴で体温を上げ、その後の体温低下を促すことで、深い眠りに入りやすくなるという仕組みなのです!
科学的根拠:
- 国立精神・神経医療研究センター(2019年)
「就寝90分前の入浴は、睡眠の質(深いノンレム睡眠)を向上させる」 - テキサス大学オースティン校(2019年)
「寝る1〜2時間前の入浴が最もスムーズな入眠を促す」
湯温:38〜40℃のぬる湯

体への負担が少なく、副交感神経を優位にする(リラックス状態を作る)ためには、38〜40℃のぬる湯が適していると言われます。
熱すぎるお湯(41℃以上)は交感神経が刺激され、逆に覚醒してしまうので注意しましょう。
科学的根拠:
- 筑波大学(2018年)
「38〜40℃の温浴で副交感神経活性化、心拍数の安定、リラクゼーション効果が確認された」 - 日本温泉気候物理医学会(2016年)
「40℃未満の入浴が心身への負担を減らし、リラックスを高める」

熱湯が好きな方もいるでしょうが。拙者はぬる湯が大好きです!
ぬる湯は、考え事をしながら永遠と入浴していることができるので、一生入っていられます(笑)
時間:10〜20分程度
長く入りすぎると体力を消耗し、のぼせや脱水のリスクが上がってしまいます。
10〜20分の適度な入浴が血流促進とリラックス効果を最大化します。
科学的根拠:
- 京都大学(2014年)
「15分間の温浴が血圧安定・ストレスホルモン低下に最も効果的」 - 日本健康開発財団(2015年)
「入浴時間20分を超えると血圧変動が増大し、体への負荷が増す」
頻度:できれば毎日
週2回以下だと効果は少ないようです。
最低でも週3回以上、できれば毎日入浴した方が効果は高まります。
科学的根拠:
- 東京大学大学院(2018年)
週に5回以上、湯船に浸かっている人は、ストレス、うつ、孤独感が有意に少なかった。
特に40℃前後のお湯に10〜15分浸かる入浴は、自律神経のバランスが整い、睡眠の質も向上する傾向。 - 大阪大学・JACC研究(2017年)
約3万人を対象にした調査(2017年〜)によると、毎日入浴する人は、心血管疾患による死亡リスクが約28%低下した。
健康上の注意点

最高の温泉ですが、入り方を間違えると、健康に悪影響を与えてしまう恐れがあるので注意が必要です。
- 高温浴(42℃以上)や長風呂は避ける:交感神経が活性化し、逆にストレス・心臓負担増。
- 高血圧・心臓疾患のある人は医師に相談:特に炭酸泉など血管拡張効果が強い温泉に注意。
- 飲酒後・食後すぐの入浴はNG:血流の急激な変動を避ける。
- のぼせ・脱水防止に水分補給を:入浴前後にしっかり水分を取る。
上記には十分注意して、最高の温泉ライフを楽しんでください!!
まとめ
温泉は、ただ入るだけではなく「科学的に正しい方法」で入浴することで、
心も体も劇的に回復させる力を持っています。
パワハラで傷ついた心を癒し、また立ち上がるために──
温泉という“自然の名医”を、正しく味方につけましょう!
市之丞からのメッセージ
以上、最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
本ブログでは、パワハラを受け一時は休職に追い込まれた拙者の苦い体験談をふんだんに紹介しています。
憎き上司に下剋上するため、徹底した自己啓発を行いメンタル強化をして、戦う心理学を学び、パワハラ上司との戦いの歴史も紹介しています。
その上で、読者の皆様に「パワハラに負けないメンタル必勝法」と「戦う心理学」を伝授し、今よりも一歩より良い人生を歩んでいただくことを目的としています。
今、辛い毎日を送っている方へ。
あなたは一人ではありません、拙者も日々パワハラを受けている身…
少しでも心が軽くなり、前向きになれるヒントをお届けできれば幸いです。

「すべてを奪われたときでも、最後に残された自由がひとつある。
それは、自分の態度を選ぶ自由である。」ヴィクトール・フランクル(心理学者/『夜と霧』著者)
昨日よりも今日、今日よりも明日、一歩ずつより良い明日に向かって進んでいきましょう!
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